作品撮りに使えるコンデジ考察

普段は1DXⅡと5D3を使っている

いい加減持ち歩きが楽なカメラが欲しい

6Dも持っているが、何故か
「6D持って行くなら5D持って行こう」
という思考が働き、結局同じ事

そこで作品撮りにも使える、コンデジが欲しいわけだ
ここからは独断と偏見でいくつか書く



・FUJIFILM X100F

クラシカルな外見
希少なレンジファインダー(これ以外はLeicaだけか)
EVFの使用も可能
35mm f2 2430万画像 APS-Cセンサー
ローパスフィルターレス
最上位機種のX-Pro2と同じ、APS-Cセンサー搭載
4代目となる本機種、ほぼ完成されたシステム

このカメラ最大のメリットは何と言ってもレンジファインダー、これに尽きる
実際はEVFしか使わないだろうが、関係ない
レンジファインダーコンデジとかロマンの塊である
クラシック路線のコンデジでは競合がいないのもあるが、X100シリーズがトップと見ていい
ライカM6を彷彿とするデザイン、上質な素材からなるボディ、アナログライクな操作系、どれを取っても申し分無い
↓Leica M6

さて、論点は作品撮りで使えるか否か
結論から言うと、取れる絵は他とあまり変わらない
2017年のAPS-Cコンデジとしては普通、2400万画素でレンズも換算35mm f2と目立った特色はない
超コンパクトでもなければ軽い訳でも無い

普通である

他のカメラにも当てはまるが、
普通である事、これが最大の特徴

自撮りが出来る訳でも無く、4K動画の撮影が可能な訳でも無い
「カメラとしての本質を追求する」と言う意味では「普通なカメラ」の方がいいと思う

話は戻って、
X100Fを選ぶ理由は、ルックスとレンジファインダー
これだけ
これだけでも選ぶ理由に十分なるのだからFUJIFILM凄い


・RICOH GR Ⅱ

PENTAX RICOHからGRシリーズの最新機種、GRⅡ
森山大道がGR1(フィルム)を愛用したのは有名な話
フィルムから数えれば11代目
28mm f2.8 1620万画像APS-Cセンサー 
ローパスフィルターレス
実はLeica M3のコンセプトを引き継いでいる
X100Fに比べてやや広角で若干暗い
しかしながら、X100Fに比べてだいぶコンパクト
大きさで選べばこちら
触った印象はかなり良好
ボタン類もコンパクトながら操作しやすい

X100Fと違ってファインダーは付いていない
付けるなら外付けのやつ
アクセサリーでワイコンが装着可能
その為、ホットシューに外付け広角ファインダーがつけられる

ファインダー無しというのは心許ないが、大きさの為だ、仕方ない
コンパクトながらAFは全群繰り出し方式と、インナーフォカスに比べて高い画質が得られる、この辺りは流石、妥協していない


ファインダーが要らなくて、コンパクトなやつが欲しければコレだな


GR SNAPSというGRで撮られた写真集がある
作品撮りにも定評のあるカメラ
読んだけどスナップを集めた写真集、レベルは高いがー....
某写真共有サイトを見てるのとあんまり変わらない




・SONY RX1RⅡ

SONYのフルサイズコンデジ
35mm f2 4240万画像 フルサイズCMOSセンサー
(フラッグシップ機のα7RⅡと同じセンサー)
ホップアップ式EVFファインダー
チルト液晶
世界初の可変ローパスフィルター


SONYのフルサイズコンデジ
フ   ル   サ   イ   ズ   !!
まず目につくフルサイズの文字
SONY以外ではLeicaが出してた気がする
(何かとライカが比較される、もうライカ買えばいいんじゃないかな)
頭悪いよね、コンデジにフルサイズって
コンデジの用途とはかけ離れ過ぎてるセンサー
と、言うことはだ、
RX1はコンデジの形した何か別の物なんだろうし、メーカーも分かってて作ってるのだから、
よく社内でこの製品企画が通ったよね、こいつに需要があるとは思えん(全く売れない訳じゃ無くて、開発するだけのメリットがあるかって意味)

レンズはカールツァイス「ゾナーT*」35mm F2 単焦点レンズ
ZEISSですよ、つぁいす
ゾナーって語源はドイツ語の「ゾンネ」で太陽って意味らしいよ
9枚羽円形絞り、T*コーティング、薄型非球面レンズ(AAレンズ)と一切の妥協無し
もはやコンデジじゃないし、値段もコンデジレベルでは無い

作品撮りに使えるかって?
逆に作品撮りに使わずに何を撮るの?


・Leica Q typ116

Leicaのフルサイズコンデジ

ライカ ズミルックスf1.7/28mm ASPH. 2400万画素

EVF搭載


Leica 公式HP

LEICAの2400万画素フルサイズコンデジ

コンデジなのでレンンズ交換はできない

ライカといえばレンジファインダーだが、こちらはEVF

フルサイズの2400万画素と全く無理していない設計、最適化されたレンズ

コンデジとしての付加機能、Wi-fiやタッチパネル搭載と、あまりライカらしく無い

外見こそTHE Leicaだが、なんか引っかかりがある

値段はLeicaですね


前述のRX1Rが現在35万円に対し、こちらは57万円(2017年4月)

うーん、ブランド料か



価格.comにもあるが、撮れる絵の評判が二極化している

この値段、このレンズ、このセンサーから出てくる絵は確かに綺麗だ、そりゃね

多分コスパが悪すぎるんだろう


僕ですか?

M6で十分です



・SIGMA dp2 Quattro

シグマよりdpシリーズ

2900万画素 Foveon X3ダイレクトイメージAPS-Cセンサー

換算45mm f2.8

独特なグリップ

SIGMA 公式HP 


特徴と言えばFoveonセンサー

詳しい仕組みは知らないが、RGBごとにセンサーを搭載していて、それを合成した絵が出てくると

とりあえず超高解像度


しかし、ISO感度耐性が低い

夜間は三脚が必須か


ハンドグリップはかなり特殊な形状をしているが、3日あれば慣れるって


dpシリーズは0、1、2、3とそれぞれ換算21mm、28mm、45mm、75mmとバリエーション豊か


そして、でかい



気軽に「持ち歩ける」コンデジでは無いよね


却下で


そもそも、このカメラはどういった人が買うのだろう、



・SONY DSC-RX100M5

ソニーの1インチコンデジ

24コマ/sの高速連写

有効約2010万画素のメモリー一体1.0型積層型Exmor RSセンサー

24-70mm F1.8-2.8 ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ

960fpsの動画撮影

ホップアップ式EVFファインダー、チルト液晶 Wi-Fi、NFC対応

SONY 公式HP

ここまでAPS-Cかフルサイズの単焦点のカメラを紹介してきたが、ここで1インチのズームレンズコンデジを紹介する

換算24-70/1.8-2.8のレンズとスペックは申し分無い

一応搭載されたEVF

5代目となる完成されたシステム

十分すぎる携帯性


文句のつけようが無いよね

反則だよ全部入りって

NikonからDLシリーズというコンデジが発売予定だったが、開発中止


このクラスの高級コンデジではRX100シリーズがトップか

東京カメラ部がSONYとコラボして作例を公開しているけど、すごいハイレベルな人が何人かいる




まとめ

多分こんなサイト見る人は大体のカメラとスペックはご存知だろう




何を買えばいいって?



好きなの買いなさいよ


(私は多分X100F)







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