7artsans 50mm f1.1を買った話

新しいレンズを買ったのでレビュー

七工匠という中華メーカーのレンズ
2018年1月にAmazonにて4.6万円で購入

距離計連動型ながら、50mmでf1.1の明るさを誇る
レンズ構成は箱の図柄を見るにゾナータイプ

6bitコードも付与されている
割り当てはノクチ50mmのf1.0

ネジを回すことでピントの位置を調整出来る仕様となっている
これは有難い
ルックスは悪くはない
出来れば焦点距離の刻印が欲しかった





描写はやはりふわふわしている

当たり前だが、ノクチと比べると解放からバリバリに解像するシャープネスは無い
だがしかし、価格は1/20

ボケも大荒れ
最短撮影距離付近では盛大にぐるぐるボケが発生する
コシナのノクトンでもここまで暴れない
だがしかし、価格は1/2
レンズは無限遠付近に合わせてアイレベルから地面を撮ると分かりやすい


f1.1解放だと若干のフリンジが目立つが、許容範囲内
↑中央部拡大

使っていて思ったのは案外普通な写りをするレンズなんだなと


以下は解放の作例
使用カメラはLeica M10
無限遠付近はそこまで暴れる印象はないし、きっちり解像している



f2まで絞れば落ち着いた描写になる
f4あたりまで絞れば至って普通の写り
このレンズはf1.1解放スナップが楽しい

使っていて思ったのだが、価格は必ずしも品質と比例はしないということ
仮に比例したとしても、常人には気付かないレベルであることだ

このレンズは要所をしっかり押さえつつ、値段は本家の1/20と圧倒的で、4万円代で日常を非日常に変えてしまうことが出来る


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