コンテンツ力が欲しい!!
いきなり大声を出して申し訳ありませんでした
以前のブログにて筆者のVitpilen401は青いラッピング施工を行った
外装のみならずフレームまで施工したこだわりの車両だが.....
まだコンテンツ力が足りていない!
ギリ被るのだ
SNSでは色違いピレン達をよく見かける、各々ラッピングや等などを駆使している様だ
しかも皆さんオシャレに決まっている
うーーーーん....
そろそろ車検だしな...
てかもう3年も経つのかーー
意外に早いなぁ
このタイミングで大きなカスタムしたら大変だろうなぁ
でも被りたくないしなぁ
と、日々考えていた
話は変わって、こちらは2019年EMCAで登場したVitpilen401のコンセプトモデル
名前は「Vitpilen AERO」
このスタイルに憧れてVitpilenを買った人も多いのでは無いだろうか
写真をよく見るとかなり実車に近いパーツ構成で、展示車両もあった
これが市販化されれば相当注目されるだろうと思っていた
SNS等では「AERO市販化まだか!」と言った声がよく聞かれる
無論筆者も例外ではない
実際にロケットカウルを装着しようと考えたことがある
きっかけは2年ほど前のPLENミーティング
KIDさんのVitpilen701だが、SR用のロケットカウルが装着されている、外装もオールペンの車両だ
初めて見た時は衝撃だった
うーーーん.....かっこいい
401で真似すべく色々考えたが、やはりコンセプトモデルのAEROの様なスタイルは真似できなかった
コンセプトモデルの存在も忘れかかっていたある日
アメリカのプロジェクトレーシングというメーカーからAEROキットの制作が発表された
SNSではコメントが殺到
下記は現在の販売ページ
アッパーカウル、Fフェンダー、サイドカウルのセットで$1500とのこと
ちなみにそれぞれ単品でも購入可能
ちなみに現在少し値下げされている様で、アッパーカウルは私の購入時は$805だった
予約開始後すぐに購入
購入した事も忘れかかっていた3ヶ月後、発送の連絡があり、今に至る
カウル購入
アッパーカウルとステー、Fフェンダーだ
お値段は送料や税金含めて$1200ぐらいだった、しかもこの時、為替市場は過去最低で$1=150円ほど
トータルで17万円ほどかかっている
オーダーから2ヶ月ほどで到着した
金銭面以外にも懸念点はあって、プロジェクトレーシング側の開発車両は2018年式であったこと
先に書いたサイドカウルについて、おそらく2020年式の排気ラインと干渉する
私の車両は2020年式であるが、排気系統は2018年式へスワップしている
が、全てのパーツが同じとは限らないので今回、サイドカウルの購入を見送っている
また、品物はUSPSで届き、全て一つの箱に纏められていて、中にはアッパーカウルとフロントフェンダーアッパーカウル装着用のステーが同梱されていた
特に説明書等は入っていないのだが、こんなカウルを買う人は説明書等がなくても大丈夫という事なのだろう
ちなみに何回か開封検査した痕跡があった
少し気になったのは、カウルの裏側にあたる部分で、お手製FRPのせいか、処理にやや甘い
恐らくこのまま塗装したら巣穴になってしまうであろうポイントも各所に存在している
また、Fフェンダーの裏側は外からは見えないので問題ないが、アッパーカウル裏側は運転中に視界に入る部分なので結構気になる
ここも含めて、カウル類は全て再処理を行うことにした
塗装かラッピングか
私の車両は、現在ラッピングにてブルーの外装色になっている
施工担当してくれたのは、友人のはまち氏だ
タンクカウルのみならず、フレームにまでラッピングを施してくださり、とても満足のいく仕上がりだったので、ブルー外装は残し、今回のAERO用にもう1セットカウルを購入した
さて、問題のラッピングか塗装だが、
実のところラッピングの仕上がり自体に不満は無いのだが、強くこすってしまった場合に傷跡が残ってしまう
さらに雨が降った場合や洗車の際にはラッピングが剥がれやすい状態となってしまうので、少し気を使う必要がある
さらにはアッパーカウルの再処理にあたってパテ埋めと塗装を行う予定なので、二度手間になってしまう
なので、今回は上記懸念事項から塗装にて処理を行うことにした
塗装
今回の塗装は、MOTO WARDさんにお願いした
裏地の件や表面の色味指定の塗装に至るまで色々と相談させていただき、トータルでかかった費用は20万円超えないぐらいの規模感、
決して安くは無いのだが、そのクオリティーと納期を考えれば妥当な金額だと思う
1月末日、外装の搬入
塗装するパーツは、
・アッパーカウル
・ヘッドライト用ステー
・タンクカウル(左右中央3点)
・Fフェンダー
搬入の際に工房を見せて頂いた
そして、肝心の色について打ち合わせを行う
いくつかのサンプルを見せてもらいながら塗料を混ぜて配合していく
今回は白、黒、青の3色を配合して調色を行なった
調色は薄い状態から徐々に濃くしていく
濃くすることはできても薄くすることは基本的にできないので、やり直しは効かないので注意
こちらが塗装に使うガンスプレー
塗装はこちらの部屋で行われる
タンクカバーは401のロゴプレートを外してから作業してもらう
裏側にあるプラスチック製のピンを削ってあげると外すことができる
こちらは後日に作業進捗確認した際の写真
サフ吹いた後にキーカラーとなる蛍光イエローを塗る
フェンダーにも同じ色を塗る
ステーもサフがけした後に黒く塗装する
その後、更に色を重ねてクリアを吹く
この後に研磨して輝きを持たせて完成
ステーはマット調の黒にしてもらった
ステーはステムに噛む構造なので厚みを持たせないためにもクランプ部分の塗りは避けている
一式並べるとこんな感じ
参考までに、ここまでで搬入から2週間ほど
組み付け
まずはフロントを全て外す
ステーをステムに取り付けて、各種配線加工
ヘッドライトは配線延長、ウィンカーも移設が必要
ETCのアンテナ、インジケーターランプ移設
既存のヘッドライトハーネスを取り外してメーターはトップブリッジに直接マウント
ヘッドライトは光軸調整ができる様に改良、ラバーを挟んで振動対策も講じる
光軸調整用にステーを挟む
タンクカウルとの接合部分は暫定的に両面テープを使用する
下の画像はとりあえずで貼った状態
完成状態までにもう少しチリ合わせを行う
ここまでで結構な時間がかかっているが、気にしない
そして問題なのはステーの穴位置が全然合わない、Fフェンダーの穴位置も全く合っていないので加工が必要
Fフェンダー側の取り付け用穴を広げて角度を持たせる構造に変更してなんとか取り付けが出来た
まだまだ懸念は存在し、現在の私の車両は、ハンドルの位置が純正よりもかなり低くなっている
純正状態だとトップブリッジにハンドルが固定されているが、私の車両では、ハンドルはフロントフォークに直接クランプされている、更にフォークの突き出し(15mm)も行っている
これにより純正比で低いクランプ位置と絞ったたれ角を得られるのだが、
今回のアッパーカウルを装着すると、ヘッドライトからタンク横まで伸びるカウルとハンドルが干渉してしまう
なのでハンドル位置の変更が必要になった
とりあえずで突き出しも含めて純正に戻すことにした
完成
完成後の写真はちょっと真面目に撮ってみた
機材は
Canon EOS R6
RF 70-200/4
NANLITE PavoTube Ⅱ 6C
画像は3枚程度の合成
ヘッドライトとFフェンダーのツライチが美しい
ラジエーターカバーはSvartpilenの純正品
ヘッドライト周辺やFフェンダー前面の蛍光イエローとほぼ同色
ラッピングのフレームとシートのブラウンも同系色なので纏まって見える
ここからの写真は合成ではなく一枚撮り
↓パニアケースを付けるとこんな感じに
全体的なカラーリングがとても決まっているのでどの画角からでも絵になるが、写真を見ていてリア周りのボリューム感不足を感じる
首都高で少し撮影した
ハンドルは純正に戻したので乗車姿勢は楽になった
走行中はFフェンダーとヘッドライトがまあまあ近くなる
こちらは日中のローリング写真
ツーリング仕様なのでリアにパニアケースを装備している
余談だが、2023年4月に行われた「ハスクバーナ ブランドミーティング」ではカスタムバイクコンテストで特別賞を頂いた
まとめ
金額はカウル代で17万円に塗装で約20万円弱
作業面でも加工や補強ステー制作やハンドル移植に突き出し戻しなど、労力と金額は思いの外嵩張ってしまった
しかしながら現在のところオンリーワンの個性と抜群のルックスを手に入れる事が出来て筆者的には大満足である
この記事にて長く続いたVitpilen 401関連の記事は一度、終止符を打たせて頂きたい
当初、SNSでのVitpilen関連の情報は非常に希薄で苦労した場面も多かった
本ブログの目的は、現ユーザーへの情報発信と、新規ユーザーへの広告の意味を兼ねており、今後もその目的は変わらない
基本的には暫くこのVitpilenを乗る予定なので、質問やツーリングのお誘いは大歓迎である
紆余曲折ありながらも、今日まで本ブログを書くことが出来たのは、読者の皆様の支えのおかげである
ありがとうございました。
これからも引き続き本ブログに遊びに来てくれたら嬉しいです
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