宮崎光学 ISM 50mm f1.0 試した話

イズムって読みます


そもそも情報が希薄なレンズ
どんだけ調べてもスペックぐらいしか出てない
宮崎光学製だが海外のサイトの方が詳しく書いてある

今回はちゃば氏より借り受けて試写した


レンズは5群7枚構成のガウス型
重量は178g
フィルター径は55mm
絞り羽は16枚
最短撮影距離は80cm


開放ではフレアによるコントラスト低下が顕著
一段絞ってf1.4ではかなりまともに写る
F4以降からは現代的な描写になる
↑f1.0とf2.0の比較
分かってはいるが開放時の被写界深度は極めて浅い
フリンジも多いに発生
2 線ボケ、コマ収差も発生
光源は滲み周辺も落ちる
ズマリット50/1.5よりはフレアに強い印象でシャープネスも若干ISMの方が高い

個体差かもしれないが絞りきると純正フードにも関わらずケラれ(?)が発生している

そして軽い
ISMは178gと超軽量
ノクチ50mmは700g
同社製のペラール程ではないがスペックを考慮すれば充分軽い

↑シャッタースピード12秒でも天の河が映る
中央部と周辺部の画質の差が激しい

鬼の様にシビアなピントだがハマればとんでもない絵が吐き出される
見た目のインパクトは異常
(写っているカメラはバッチが付いたM10-D)

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