Summicron 50/2 4th 試した話

コロナで騒がしい2020年のGW
暇すぎてブログ更新が捗る
他にもLeafのデジバックやリンホフテヒニカやリンホフ プレスなどネタは山ほどある

今日は友人から借りたレンズの話
ズミクロンの歴史


Summicron 50/2 1st

構成 6郡7枚
重量 285g 
1953年Lマウント発売
1954-57 沈胴式発売 
1956-1968 固定式発売 
1956-68  DRズミクロン発売 55145本製造

空気レンズを搭載した伝説的レンズ


ズミクロン2nd

構成 5群6枚
重量240g
1969年発売 
変形ガウスへ変更し最短0.7mまで寄れるように、ピントレバーが削除された

ズミクロン 50/2  3rd

構成 4群6枚
重量 195g
1979年発売 
コンピューターによる設計で変形ガウス型の4群6枚に、初期はカナダ生産で後にドイツ生産となる、195gと軽量でピントレバー復活した

ズミクロン 50/2 4th

構成 4群6枚
重量 240g
1994年発売
2006年に6bitコード対応した
フード内蔵式に、その分重量は45g増え240gとなった
そしてピントレバーがまた削除された
光学系は3rdと一緒



さて、本レンズはズミクロン4thの6bitコード無しモデルである
色はシルバークローム

友人のTAOさんから借りた
フード内蔵式モデルで、珍しくシルバーの個体
どうやら前ピンらしく現在マップカメラと修理を巡って格闘中

ズミクロンは35の非ASPHを持っているが表面仕上げは若干異なる
50mmの方がややマット気味
↑こうやってみるとズミクロン 35/2小さいなーと思う

50mmでもズミクロン、ズミルックス、アポズミの3本はフードを内蔵しているが、どれもフードの機構が違う
ズミクロンは直進式、アポズミはヘリコイド式でズミルックスも直進式だがロック機構を唯一備える
↑フードは直進式、ロック機構が欲しかった



作例
Leica M10にて二子玉川周辺をスナップ
作例は外出自粛のため少ないがお許しを
まとめ
芯はやや太いものの必要にして十分なシャープネスとコントラスト
50mmでf2と無理のない設計で50mmの王様的レンズ

50mmの超スタンダードレンズ

0コメント

  • 1000 / 1000